クロスワードパズルの作り方を7ステップで解説!【初めてのかた向け】

この記事では、フリーソフトを活用したクロスワードパズルの制作手順をお伝えします。

はじめてでもわかりやすいように、シンプルかつ要点をしぼりました。

以前に書いた note を、文体を替え一部加筆・修正した記事になります。

Windowsパソコンが必要です。Mac、スマホ、タブレット、ブラウザ(オンライン)などで制作できる手法ではありません。

目次(タップしてジャンプ)

【ステップ1】ソフトウェアをセットアップする

まずは「Crossword Builder(クロスワードビルダー)」をダウンロード、インストールします。

「クロスワードビルダー」とは?

筆者( タカヒロ / SideRoll )が開発したソフトウェアです。自身のパズル制作・投稿の効率化を目的に作りました。

クロスワードビルダーはこちらからダウンロードできます。

【ステップ2】盤面のサイズを決める

インストールを終えてクロスワードビルダーを起動すると、7×7のマス目が現れます。盤面のサイズを変えたい場合はCtrl+Nで新規作成しましょう。

新規作成ウインドウ。
「シンメトリー」は黒マスを対称形に配置できる

今回は5×5マスのミニサイズで制作します。いきなり大サイズにチャレンジするのは破綻の原因になりやすく、あまりオススメはしません。

【ステップ3】黒マスを配置する

制作に慣れるまでは、言葉を組む前にすべての黒マスを配置しておくといいでしょう。テーマに沿った言葉を入れづらくなるデメリットはありますが、言葉組みと並行して黒マスを配置するよりも制作難易度が格段にさがります。

スペース(またはShift+マウスクリック)で黒マスを置き、Delete(またはShift+マウス右クリック)で空白に。Ctrl+Zを押すごとに操作を巻き戻すこともできます。これらを組み合わせて黒マスの位置を決定しましょう。

余裕があるなら、パズル誌で採用されている「黒マスルール」も意識してみるといいでしょう。

黒マスルール
  • 黒マスをタテやヨコに連続させない(ナナメは連続してもいい)
  • 黒マスで盤面を分断させない
  • 黒マスを四隅に置かない(これは場合にもよる)

黒マスルールの詳細はこちらの記事で解説しています。

完成した黒マス配置がこちら。5×5のサイズなら黒マスは4〜5個くらいにするとバランスがいいです。

黒マスの配置が完了した

【ステップ4】言葉を組む

今回は便宜上、特にテーマを決めずに制作していきます。「〇〇〇〇のクロスワード」のようなテーマ性を持ったクロスワードを作るなら、あらかじめ入れたい言葉を多めにリストアップしておくといいでしょう。

Tabで点滅カーソルの方向(タテ/ヨコ)を切り替え、文字列をキーボード入力後Enterで文字を書き込み。マウスも同様に、点滅カーソルのクリックが方向の切り替え、クリックパレットウインドウが文字の書き込みに該当します。

ここではとにかく、試行錯誤しながら言葉を組んでいくだけ。しりとりでもそうですが、「ン(ん)」や「ー(長音記号)」は語頭にできない点に注意が必要です。

うまく交差できると気持ちがいい。
長い言葉を優先的に埋めると楽だ

当てはまる言葉が思いつかないならCtrl+Fの検索やCtrl+Gの交差検索を試してみましょう。同梱辞書の検索結果から言葉を入力できます。

次のステップでカギ(ヒント文)を作ることも考慮し、ネガティブワードや聞き慣れない言葉の使用はひかえましょう。

「●ロ●●」と「ウ●●●」を交差検索している

黒マスルールと同様に「言葉ルール」も存在します。

言葉ルール
  • 言葉は名詞のみを使用する(=動詞や形容詞は使用できない)
  • 「ャュョッ」は大きな文字に統一する(これはソフトウェアがアシストしてくれる)
  • 言葉を重複して使用しない(これもソフトウェアがアシストしてくれる)

言葉ルールの詳細もこちらの記事で解説しています。

完成した盤面がこちら。

クロスワードパズルの盤面が完成した

【ステップ5】カギ(ヒント文)を作る

すべてのマス目が埋まったらCtrl+Kでカギエディタを開き、言葉に対応するカギ(ヒント文)を入力していきます。

カギは、クロスワードパズルの難易度や面白さに直結する大事な要素です。パターンはいくつかありますが、まずはクイズを出題するイメージで、自由な発想で作ってみましょう。

言葉にカギを付けている。
だれが解くのか?を想定できるとさらにいい

言葉の定義があいまいならCtrl+Dで Google検索機能を呼び出すか、無料の辞典サイトで調べてみましょう。

無料の辞典サイト(有名どころ)

無料サイトは便利ですが、どうしても広告が目について集中できないことが多いです。筆者はブラウザに広告ブロッカープラグインを導入しています。

【ステップ6】数字を振り当てる

カギが完成したらF12を押し、クロスワードパズルを発行します。画面の指示にしたがい数回クリックするだけで、数字をマス目に自動で振り当て、カギとの紐付けまでやってくれます!

発行ウィザード。
「nikoli 風に…」は数字を振る方向が逆になる

これで、世界にひとつだけのオリジナルクロスワードが完成しました。おつかれさまでした。

【ステップ7】印刷してシェアする

パズルは解いてもらうことに価値があります。完成したクロスワードはぜひ知り合いに解いてもらい、感想を聞いてみましょう。きっと、自分ではわからなかった気付きが得られるはず。

クロスワードビルダーは印刷機能が弱いため、PDF化をオススメします。手順は次の通り。

PDF化の手順
  1. Shift+Ctrl+Bでビットマップファイル(問題用・解答用の画像2枚)をエクスポート
  2. Shift+Ctrl+Xでテキストファイル(カギ)をエクスポート
  3. 文書作成ソフト(OS 標準の「ワードパッド」や「Word」など)に 1. 2. を貼り付けて成形
  4. 仮想プリンター(OS 標準の「Microsoft Print to PDF」や「CubePDF」など)で印刷し、PDF化

作成した PDFファイルはコンビニで用紙に印刷して渡したり、そのままメール添付して送信したりできます。

…と以前書きましたが、クロスワードビルダーで出力される画像は解像度がとても低いため、印刷用途には不向きかもしれません。CSVファイルにエクスポートして、エクセルで見た目を整えるのがいいかもですね。

また手順は割愛しますが、画像編集して SNS でシェアするのもオススメです。

まとめ:クロスワードパズルの「作り手」に回ってみよう!

この記事では、フリーソフト「クロスワードビルダー」を活用したクロスワードの制作手順を駆け足でお伝えしました。

  1. ソフトウェアをセットアップする
  2. 盤面のサイズを決める
  3. 黒マスを配置する
  4. 言葉を組む
  5. カギ(ヒント文)を作る
  6. 数字を振り当てる
  7. 印刷してシェアする

今回は触れませんでしたが、クロスワードビルダーはナンクロ(ナンバークロスワード)の制作にも対応し、専用の機能も充実しています。

言葉遊びのひとつとして、パズルを「解くひと」から「作るひと」に回ってみるのはいかがでしょうか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次(タップしてジャンプ)